酒粕、甘酒、塩麴と発酵食品の素晴らしさを調べていた私はふと思いました。 発酵食品を使って唯一無二のハンバーグを作りたい! と。そして、友人、親戚、家族に食べさせて「こんな美味しいハンバーグ食べたこと無い!どうなってるんだ!お願いだからもう一度食べさせてくれ!」と懇願されたい。むフフフ、しょうがないなまったく。ということになりたい。と妄想が膨らみます。
そして、酒粕を利用したレシピを探求する旅が始まった訳であります。酒粕の旨味成分を隠し味に使えば唯一無二のオリジナルハンバーグが作れる!はず!?
完成した「酒粕おからハンバーグ」です。きゅうりも酒粕であえた物です。おからが無い場合は豆腐に変更して「酒粕豆腐ハンバーグ」も良いですね。
酒粕おからハンバーグの材料(4人分)
材料 | 分量 |
あいびき肉 | 300g |
おから | 100g |
玉ねぎ(みじん切り) | 1個 |
卵 | 1個 |
ニンニク(無しでもOK) | 2かけら |
パン粉(麩(ふ)でも可) | 50cc |
牛乳(豆乳) | 30cc |
酒粕 | 10g |
みりん(日本酒でもOK) | 少々(酒粕をとぐのに使用) |
ナツメグ | 少々(あれば) |
コショウ(黒コショウ) | 少々 |
塩 | 小さじ3/5(3g程度)(肉に対して1%程度) |
酒粕おからハンバーグ作成結果
こんなハズじゃなかった。上記レシピは修正版レシピなのですが、実際自分が最初作った時は「おから」を多く入れすぎてパサパサになりました。何しろ焼いている時に肉汁が全く出てこなかったくらいですから。「あっ、これヤバイな。」と直感で分かりました。というか直感で無くても分かるか。
親戚に食べてもらったら「うーん、少しパサパサするね、でもダイエットハンバーグという事ならアリかな。」との評価頂きました。く、悔しい・・・
という事で「おから」はお好みで分量を調節して頂ければ良いのですが、 あいびき肉に対しておからは1/3以下になるようにした方が良いです。スーパーで生おからを売っていない場合は「おからパウダー」や「豆腐」などで代用可能です。
酒粕おからハンバーグ材料についてのメモ
「玉ねぎ」はみじん切りにした後に透き通るまで炒めた方が甘味がでます。時短の場合は、電子レンジで加熱したり、生玉ねぎのまま肉とこねて使っても問題ありません。玉ねぎを炒めた場合は、冷蔵庫で冷やしてから肉と混ぜます。暖かい玉ねぎを肉と混ぜると肉の脂が溶けてしまうためです。
玉ねぎは透き通るまで炒めると甘みがでる。
炒めた玉ねぎは冷やしておく。熱いと混ぜた時に肉の油が溶け出る。
「ニンニク」はハンバーグにパンチを効かせたい場合に入れてください。臭いが気になる場合には入れない方が良いです。お好みで分量も変更して頂いた方が良いです。自分はちょっと少なかったと反省しています。もっとパンチを効かせたいので次回は4欠片入れてみます。朝食やお弁当にも使いたい場合は入れない方が良いです。
「塩」には保水効果があるそうで肉汁を閉じ込めてくれます。肉に対して1%がベストだ!とどこかで読んだので1%にしてみました。
塩は肉の1%
「酒粕」を入れることで味に深みがでます。発酵によるアミノ酸の旨味成分が効いてくる訳です。10gで試して頂いて、気に入ったら分量を増やすなど調整してみて頂下さい。よりオリジナルハンバーグになります!自分は10gでは物足りないので、ちょっと3倍の30gに挑戦してみます。10gだと本当に隠し味で万人受けするというか気づかれくらいです。
「パン粉」は肉汁を吸って閉じ込める効果があります。その点「麩」の方が保水効果が高く、肉汁を沢山閉じ込めます。「麩」を細かくして入れます。
麩の方がパン粉よりも多くの肉汁を閉じ込められる!
酒粕ハンバーグのソース材料
材料 | 分量 |
ケチャップ | 大さじ5 |
中濃ソース | 大さじ4 |
バター | 10g |
野菜ジュース | 少々 |
みりん(赤ワインでも可) | 少々 |
ケチャップと中濃ソースはお好みの分量でOKです。混ぜてみて味見してみて下さい。バターを加えると味に深みがでました。全然違う!と感動しましたので是非。みりんと野菜ジュースは隠し味程度です。無ければ無しで問題ありません。
ソースに「バター」を使うと深みが出る。
酒粕ハンバーグの作り方
「玉ねぎ」をみじん切りにして透き通るまで玉ねぎを炒めます。玉ねぎを器に入れて冷まします。玉ねぎは冷蔵庫に入れて良く冷まします。
「卵」「パン粉」「牛乳」をボウルに入れて混ぜます。
「酒粕」を「みりん」でといで馴染ませますて先ほどのボールに入れます。「おから」と「あいびき肉」と最初に炒めて冷ましておいた「玉ねぎ」を加えます。「ナツメグ」「塩」「コショウ」も加えて良く混ぜます。
混ぜ終えたら手のひらで空気を抜きながら形を整えます。キャッチボールの要領で空気を抜きます。
油をひいたフライパンにて弱火~中火程度でハンバーグを焼きます。5分ほど焼き片面に焼き色を付けます。次に裏返して蓋をして蒸し焼きにします。
焼いた時に出る肉汁がフライパンに残っているのでソースの材料を加えて良く混ぜればソースの完成です。ソースをハンバーグにかけて「酒粕おからハンバーグ」の完成です。
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