梅干しの干し方!いつ?ざる?ベランダ?夜は?

梅干しの基本的な「干し方」と疑問点をまとめておきます。いつ干すの?ざるで干すのとカゴで干すのと違うの?干す場所がベランダしか無いけど干せる?干した梅干しは夜どうすればいいの?などなど。

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梅干しの「干し方」

まずは基本的な梅干しの干し方についてまとめてきます。

1日目:早朝干して夕方梅酢に戻す

早朝太陽が昇る前に梅を干し始めます。単純に暑さを避けるためと、太陽光に晒す時間を十分に確保するためです。日陰にならない場所に干して直射日光に十分あてる事が重要です。

梅酢も容器に入れたまま太陽光にあてて殺菌します。

夕方太陽が沈み始めたら、干していた梅干しを太陽光にあてて殺菌した梅酢に戻します。初日に梅酢に戻す理由は、4日間干す中で梅干しの皮が硬くなり過ぎないようにするためです。この一手間を掛ける事で梅干しの果肉も柔らかく仕上がります。

2日目:早朝干して夜は取り込まず夜露にあてる

2日目も早朝太陽が昇る前に梅干しを干し始めます。夜は取り込まず、外に干しっぱなしにします。梅を夜露にあてる事で、梅干しの皮と果肉がしっとりとして柔らかくなるためです。

梅酢は保存瓶に移して保存します。梅酢はこれで完成です。料理に使えるのと来年梅干しを仕込む時に使う事ができます。

赤紫蘇でゆかりを作る時は2日目から梅干しと一緒に干します。カラカラに乾かすため日射のが無くなる前に取り込む必要があります。

3日目:早朝裏返して夜は取り込まず夜露にあてる

3日目は早朝に梅干しをひっくり返します。夜露にあてたので皮がしっとりとしています。そのため「ざる」等に貼り付くこと無く梅をひっくり返す事ができます。

1日目と2日目の干している途中で、日中に梅をひっくり返して両面にまんべんなく日光が当たるように作業しても良いのですが、真夏の日射の中での作業は危険なのと、梅干しがざるなどに貼り付き皮が破れる恐れがあるため私は行っていません。こまめにひっくり返す方もいるようです。

4日目:干し加減を見て完成

4日目は干し加減を見て完成とします。しっとりとした梅干しが好みであれば早朝に取り込みます。梅干しの大きさや、干していた天候により干し加減が違うので完成の見極めは毎年異なります。この4日目で干し加減を調整します。

梅干に程よくシワが出来て果肉が柔らかい状態が完成となります。私の場合は、市販されている高級梅干しを頭に思い浮かべて、それに近いか?で判断しています。

梅干から塩が吹いて白くなっていたりしたら干し過ぎです。

保存容器に移して保存

保存容器に移して完成です。

梅干しはいつ干す?

梅干しをいつ干すか?ついての詳細は過去記事にまとめていますので良ければご参照下さい。

梅干はいつ干す?
  • 7月20日より8月7日頃(夏の土用)
  • 晴天が4日続く時

梅干を干す時必要な道具は?

梅干しを作る際に必要な道具一式を過去記事にまとめていますので良ければご参照下さい。

梅干しを干すのに必要な道具

「ざる(えびら)」or「干し網」
「さいばし」or「トング」or「ビニル手袋」
「保存容器」(ガラス・琺瑯・陶器製)

梅干しを干す場所は?ベランダは?

太陽の直射日光が当たる場所に干します。ベランダで干す際には直射日光が一日中あたるかどうかで判断します。太陽光にあたる時間が少なければ別の場所を検討することをお勧めします。

梅干しは夜どうする?

1日目は取り込んで梅酢に戻します。2日目と3日目は夜も干しっぱなしにして夜露にあてることで梅干しの皮と果肉が柔らかくなります。

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