梅干し作りに使える梅の限界は?傷・斑点・ぷよぷよ梅で作った結果!

梅干し作りに使う「梅」の実を朝市で買ってきたのですが「傷」「斑点」「ぷよぷよ」「黒い斑点」など傷んだ梅が混じっていました。どこまでがOKなのか?実際に試しに作ってみた結果を画像付きでブログにまとめておきます。これから梅干し作りをする方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

梅干し作りに使える梅の限界は?

「傷」「斑点」「ぷよぷよ」「黒い斑点」などある場合は、梅干し作りの梅から外す方が間違いありません。なぜなら、その梅がカビてしまうと漬け樽全部に影響が出てしまうためです。たとえば5kg漬けていた樽にカビが発生したら損害が大きすぎるので、そんなリスクは取らない方が良いでしょう。

基本
  • 傷んだ梅は基本「梅干し」作りに使わない。
  • 傷んだ梅は「梅ジャム」に使うのがお勧め。
  • 傷部分が梅干しを漬けている時に破れる危険がある。

しかし私の場合「ラミジップ」で1kg単位に小分けして漬けるため傷んだ梅ばかり集めて漬けてみれば良いかと判断して実際に作ってみた訳です。傷んだ梅で梅干しを作る場合は、リスクを小さくして試してみる事をお勧めします。

そして今回、実験だからという事で、結構リスクを取って私的にはアウトと思える傷んだ梅も使ってみました。結果、問題なく梅干しを作る事ができました。完成時に見栄えが多少悪いくらいの事でした。「ラミジップ」で外気が入らない作り方が良かったのかも知れませんが、意外と傷んだ梅でも大丈夫だという事が分かりました。

実験結果
  • 傷んだ梅も意外と大丈夫
  • ラミジップで外気が入らないように作るのがお勧め
  • ラミジップで重石を使わずに漬けるのがお勧め
  • 梅干し完成時に見た目は良くはないが味はOK

以下に、どれくらい傷んだ梅を使ったか?画像をまとめておきます。

傷のある梅はどこまでが梅干し用としてOKか?

まず梅干し作成OKとした梅を見ていきます。

梅干し作成OK!な梅の傷

梅に引っ掻いたような傷があります。これくらいなら全然問題なし。

完熟した梅が木から落ちた時などに傷が付くことがあります。大きい傷ですが表面だけの事なので問題無し。

ちょっと深めの傷ですが問題なし!

こちらもちょっと深めの傷ですが問題なし!

割と深くまで傷が付いています。それでも、まだギリギリセーフ!梅酢に使っている時に破れてしまう危険性はありますが「ラミジップ」で漬ける場合は重石も使わないので大丈夫でした。問題なし!

梅干し作成NGな梅

次に梅干し作成を諦めた梅を見て行きます。

梅の内部にまで傷が及んで変色までしています。さすがに諦めました。

こちらも梅の内部まで傷が及んで変色しています。ここからカビが発生する可能性が高そうなので諦めました。

黒い斑点のある梅は梅干し用としてOKか?

「梅」の「黒い斑点」は何?梅干しにして良いのか?
梅の実にできた「黒い斑点」は梅が木になっていた時に「黒星病」(くろぼしびょう)や「スス病」という病気になった物です。無農薬の梅に良く見られる症状なので、無農薬品の可能性が高い梅!とポジティブに見る事もできます。また一般的に食べても問題大丈夫...

黒い斑点が小さく見られます。これくらい全然大丈夫です。

スス病の斑点が見られます。問題ありません。

ぷよぷよになった梅は梅干し用としてOKか?

完熟した梅の中には日光が強くあたっていた箇所などがぷよぷよになっている場合があります。梅干しにしても問題ありません。

写真だと分かり難いのですが、さわると「ぷよぷよ」しています。問題ありません。

こちらも広範囲にぷよぷよしていました。問題ありません。

ちょっと色が変わっていますけど、良いでしょう!問題なし!

うーん迷う。ただれているし雑菌が入っているとカビの原因になるし。これはちょっと止めておこうかな。アウト!

完成した梅の画像

では、実際に「傷んだ梅」や「黒い斑点」の梅を使って作った梅干しの画像をアップしておきます。こちらを見て、梅干しにするかどうするかご検討下さい。

黒星病の斑点は梅干しが完成しても残ります。見た目は良くありません。

梅の傷も梅干し完成後にも残ります。破れ無かったのでOKでしょう!

結構梅の実の深くまで傷ついた実を使ったので出来上がりも良くありません。これは止めておけば良かったかな。食べる時には黒い部分は止めておこうかな。

今年は、普段だったら使わない「傷んだ梅の実」も使ってみました。結構、無理だろう!と思っていた梅の実でもカビたりする事無く梅干しになりました。これまで「ラミジップ」を使って何年も梅干を作っていますがカビが発生したことが1度も無いので、「樽」で作る場合とは勝手が違うのかも知れません。

結論

傷んだ梅を使っても梅干しを作る事は可能
ただし完成した時の見栄えは悪くなる。

以上

コメント

※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

特定商取引に基づく表示