梅干しを干さないと「梅の塩漬け」になります。関西地方では「どぶ漬け」とも呼びます。実際に私も干さずに作ってみた感想と、どうなるのか?についてブログにまとめておきます。
梅干しを干さないとどうなるのか?
梅を干さないと定義上「梅干し」にはなりません。「梅の塩漬け」になります。梅は干す事でエチレンが増加して「皮」が柔らかくなります。つまり干さないと「硬い皮」の出来上がりになります。保存性も干していないので劣るのと、旨味も干した方が美味しいです。
梅塩漬けは皮が硬い
梅塩漬けは旨味が少ない
梅塩漬けは保存性が悪い
梅塩漬けは色が悪い
と、デメリットばかりが上がりましたが、干さないので手間が掛からず楽できます。また、排気ガスなどの問題で干せない地域に住んでいる方も見えるかと思います。そんな方は干さないで「塩漬け」を作るのもお勧めです。
なぜなら、黄色く熟した梅を使えば梅の「塩漬け」でも意外と美味しいからです。市販の梅干しよりずっと美味しくて、余分な添加物も入っていないので「塩漬け」もアリです。
黄色く熟した梅を使うと美味しい
保存期間に注意
「梅塩漬け」は何年くらい保存可能か?

梅を干さずに作る梅漬けは、何年くらい保存可能か?塩分濃度や保存状況にもよりますが「3年程度」は保存可能です。塩分濃度18度未満の減塩で作った場合にはカビが発生する危険も出てきます。冷蔵庫保存が安全です。
3年程度
干さない「梅塩漬け」はどれくらい硬いのか?
黄色く熟した梅を使った場合には、梅干しよりは硬いけど気にならないくらいには柔らかくなります。青い梅を漬けた場合は「カリカリ梅」みたいな出来上がりになります。
黄色く熟した梅を使っていれば意外と柔らかい物ができる
「梅塩漬け」はどうなったら食べられない?
カビが生えたり、黒くなったり、異臭がしたりしたら食べられません。見た目や臭いがおかしかったら止めておいた方が良いです。自己責任で判断するしかありません。
見た目・臭いで判断(自己責任)
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