サツマイモの「つる」を使って「食べれる」「緑のカーテン」を作成する方法を調べて実践した内容をブログにまとめておきます。
サツマイモのツルを買う?市販品の芋を買う?
サツマイモのツルは4月頃になると園芸店で売られています。わりと高かったので自分で市販の「サツマイモ」を買ってきて育てる事にしました。好きな品種の芋を買ってきて育てられます。
さつまいもの種芋を殺菌処理:47度で40分
市販のサツマイモを購入してきました。徳島県産の「なると金時」にしました。ウィルスなどの病気があると、土に植えた後でサツマイモが腐ってしまったり、土にウィルスが移ってしまいます。
念のため47度のお湯に40分程度浸して殺菌処理します。
ヨーグルトを作る時に使っている「ヨーグルティア」でお湯を「47度」に設定して「40分」程度漬け置き。一度に全部浸からなかったので半分づつ実施!
ヨーグルティアなど温度管理できる物がなければ「発泡スチロール」などにお湯を入れて殺菌すれば代用できます。
種芋からツルを育ててツルを植える
殺菌処理したサツマイモを土に植えました。
プランタにサツマイモのツルを植える
ツルが出てきたらツルを水に漬けて根を出させます。
そして葉っぱ3~4枚ほど付けたツルをプランターへ植えます。5月上旬~6月下旬頃が植え時です。
苗を垂直に植えると根は縦に伸びて大きくて丸く育ちます。横に寝かせるように植えると細長い形のサツマイモができます。
どんなプランターがおすすめか?
さつまいもが育つスペースが必要なため、最低でも「深さ30cm」程度は欲しいです。「60cm」程の大型の物であれば尚良いです。
私が使ったのはDCMカーマの「エレガントプランター吸水式500型」でサイズは「横500×縦290×深さ315mm」です。土は20リットル必要です。サイドにスリットが入っていて根腐れし難く、吸水式なので水やりがサボれて楽なのが気に入りました。
プランターは実店舗で購入後にネット販売で「茶色」を見つけて「茶色」の方が良かったかなと少し後悔しました。お好みの色を熟考して購入することをお勧めします。
プラスチックのプランターだと芋が変形する事があるため、不織布等の「袋」栽培もお勧めです。適度に乾燥して深さもあるので不織布袋の方がサツマイモにとって環境が良いかも知れません。
注意点:サツマイモのツルばかり育てない
育てる際の注意点として、「水」をやり過ぎたり「肥料」をやりすぎたりすると「つる」ばかり育って「芋」が育ち難くなります。
10月頃に収穫!
10月頃に収穫します。寒くなると芋が固くなるとのことなので注意です。
収穫後はすのこの上で1日天日干しして表面を乾かします。保存前に水で洗うと水を吸って腐りやすくなるため土がついた状態で天日干しします。その後も洗わず、土が付いた状態で保存します。
さらに3日程「日陰干し」して乾燥させます。
あとは1個づつ新聞紙にくるんで、15℃程度で直射日光が当たらない場所で保存します。1ヶ月程度保存すると、デンプンが糖化して甘味が増します。
サツマイモのツルと葉も食べられる?
ちなみにサツマイモの「ツル」は「きんぴら」にすると美味しく頂けます。鰹節を入れるのがポイント。
サツマイモの「葉」は茹でて「塩昆布」と「ごま」を混ぜて食べると美味しいです。
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