甘酒の作り方レシピ(水筒で実際に作ってみた!)

甘酒の作り方

米麹を使って水筒で実際に甘酒を作る方法を知りたくは無いですか?どの家にもよくある水筒で甘酒を作る方法のまとめです。

炊飯器で甘酒を作る方法を紹介させて頂きましたが10時間の保存するところが水筒に変わっただけです。保温するのに電気を使わないので電気代の節約にもなります。

甘酒の作り方は簡単で、一言でいうと「お粥を作って、麹を入れて50度~60度程の温度で10時間程度保管する」だけです。この10時間程度というのが甘酒が一夜酒(ひとよざけ)とも言われる所以です。

では、実際に甘酒を水筒での作り方の紹介です。まずは、米を洗います。今回も北海道産の「きたゆきもち」を使用しました。※餅米の方がうるち米よりデンプン質が多いため甘くなります。失敗しにくいのでお勧めです。

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餅米1合をおかゆにします。おかゆの作り方は炊飯器の説明書通りにおかゆをつくればOKです。

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炊飯器をおかゆに設定して炊飯ボタンON!

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炊き上がるまで時間があるので米麹を用意しておきます。お米1合に対して米麹200gで作ります。

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今回使用した「みやここうじ」のパッケージに書いてある分量通りです。お好みで分量を調整しても良いかと思います。

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お粥が完成したら、温度を下げてから米麹200gを入れて良くかき混ぜます。

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温度を測ったら69度もありヤバめの温度です。お粥の温度をちゃんと下げて無かったです。70度でアミラーゼ酵素の働きが止まってしまいますので急いで水筒に移します。甘酒の作り方で最も注意するのは温度管理です。

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水筒の中が冷えていたので移し終えてから温度を測ったら57.3度と丁度良いくらいになっていました。

水筒の口が汚れてしまいました。

この後も何回か作っている内に熟練して綺麗に水筒に入れることができるようになりました。

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なお、別の機会に100円均一でロートを買ってきて使ってみたのですが、

ロートの先の方でお米が詰まってしまって使えませんでした。残念です。

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ちなみに、今回使った水筒は自分が小学校の部活動で使っていた水筒です。実家にまだ置いてありました。25年くらい前の水筒です。なんて物持ちの良いことでしょうか・・・

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思い出がよみがえる象印の水筒は、まだまだ現役です。

あとは、水筒を毛布にでもくるんで10時間ほど

米麹の作ったアミラーゼ酵素でお米が糖化するのを待ちます。

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どうしても、水筒で作ると保温温度60度を保てないので長めに時間をとった方が良いかもしれません。10時間くらいしたら一度味を見て、甘さが足りないと思えばもう少し時間をおいてみて下さい。可能であればたまに振ってやると良いですが、自分はひたすら放置します。手間いらず電気代要らずで助かります。

そして、完成したら鍋に出して火を入れて沸騰させます。

沸騰させると米麹がなじむのか、味がまろやかになる感じがします。

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隠し味に塩を入れます。甘酒の甘みが引き立ちます。

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水筒を使った甘酒の作り方いかがでしたでしょうか?

低温で長時間かけて作るせいか、炊飯器で作る時よりもやや酸味が出る気がします。おそらく低い温度で保温すると乳酸菌が増殖するためではないかと考えられます。

麹菌と酵素の原理ですが、麹菌が作り出す酵素アミラーゼがお米を糖化させてブドウ糖ができます。このブドウ糖は酵母菌や乳酸菌の餌になります。酵母菌が増殖するとするとアルコールが作られます。そして、先に述べたように乳酸菌が増殖すると酸味が出るという訳です。

いつか糖度計を買って作り方別で甘さを比較みたいです。うるち米で作るのと餅米で作った時とどれくらい甘さが違うのか?炊飯器で作った時と、水筒で作った時とでは?保温する時間で甘さはどう変わるのか?甘酒の作り方にも色々種類があるので奥深いです。

甘酒作りの楽しみが広がります!

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