甘酒の栄養素・効果・効能は?なぜ飲む点滴と言われているのか?

甘酒の利点

甘酒の栄養素・効果・効能について知りたくはないですか?夏バテ防止に昔から効果・効能をうたわれる甘酒なので栄養もたっぷりで、点滴と成分が似ていることから「飲む点滴」とも言われています。

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甘酒の栄養・効果・効能

甘酒の注目すべき栄養素は「ビタミンB1、B2、B6」「麹酸(コウジ酸)」「三大消化酵素(アミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼ)」「オリゴ糖」 が挙げられます。

それぞれの栄養素の効果・効能はを順にみていきます。

ビタミンB群

ビタミンB群は糖質代謝(炭水化物代謝)に必要な栄養素で、不足すると糖質代謝ができなくなり食欲不振や疲労となり、さらにひどく不足すると脚気の原因となります。また、脳や神経系の唯一の栄養素はブドウ糖なのでビタミンB群が不足すると集中力不足やイライラする原因となります。

また、ビタミンB1は水溶性の栄養素のため普段の食事で取りにくい栄養素です。砂糖を過剰摂取すると体内分解する際にビタミンB1を使ってしまうので体内で不足する原因となります。この点、砂糖の代わりに甘酒を使う利点があるかと思います。インスタント食品ばかり食べたり煙草、アルコールなどを過剰摂取してもビタミンB群を消費してしまうので体内で不足する原因となります。

甘酒は、糖質代謝(炭水化物代謝)に必要な栄養素ビタミンB群」を有している。

麹酸(コウジ酸)

麹酸(コウジ酸)は麹菌が作り出す抗酸化物質美白効果があると言われています。活性酸素を抑制したり、シミやほくろの原因になるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。麹職人の肌が美しいことから化粧品に使用する研究なども行われて実際化粧品の原材料にもなっています。1988年に医薬部外品の有効成分として厚生省から承認を得ているとのことです。

麹酸(コウジ酸)は 化粧品にも使われている。

三大消化酵素

甘酒に含まれている三大消化酵素アミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼ)によって、料理に甘酒や塩麹を使うと食材の旨味が増します。その分他の調味料を減らすことで塩分や糖分の過剰摂取を抑えることができます。

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また、人の体内では「消化酵素」と「代謝酵素」とが作られるのですが、両方合わせて一定量しか作ることができません。「消化酵素」を沢山作ればその分「代謝酵素」が少ししか作れなくなります。その逆もしかりです。

例えば、消化の悪い物を大量に食べたりすると「消化酵素」を使いすぎて「代謝酵素」の量が不足します。すると新陳代謝が悪くなり基礎代謝で使用するカロリーが減り太る原因になったり、胃腸の調子が悪くなったり、肌荒れの原因になったりすることが考えられます。逆に、風邪などで「代謝酵素」を大量に使用すると「消化酵素」が不足してしまうので食欲が無くなる原因になることが考えられます。

甘酒によって三大消化酵素を摂取することで体内の代謝酵素が増えれば、新陳代謝が活発になり、若々しく、肌の調子も良く、胃腸の調子も良い健康状態になるのではないかと推測されます。

甘酒には三大消化酵素アミラーゼ・プロテアーゼ・リパーゼ) が含まれている。体内で「消化酵素」の使用量が減らせれば、その分、体内で「代謝酵素」を沢山作ることができるようになる。

オリゴ糖

オリゴ糖は、腸内にいるビフィズス菌など腸内細菌の栄養素となり善玉菌の活性化に役立ちます。そのため腸内環境を整えるために必要な栄養素だと言われています。便秘解消のための商品として売られているオリゴ糖もあります。ただ、その価格と効果・効能を比較衡量すると、市販のオリゴ糖をよりも昔からある甘酒に分があると思います。

オリゴ糖は腸内にいるビフィズス菌など腸内細菌の栄養素となり善玉菌の活性化に役立つ。

上記のように様々な効果・効能の甘酒です。甘酒の豊富な栄養素により体力回復・夏バテ予防に効果があると言われるようになり、「飲む点滴」と言われるに至ったとの事です。

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