おいしい市販品甘酒の選び方!おすすめ品はどれ?

甘酒メーカー

市販品の甘酒メーカーを街中で売られている店が多くなりました。しかし市販品の甘酒のどれが美味しいのか?何を基準に選べば良いのか?その「選び方」と「おすすめの市販甘酒ランキング」を作りました。ご参考までに。

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美味しい市販品「甘酒」の選び方

市販品で甘酒を購入する際にどの甘酒が美味しいのか?どれも米を麹が醸して糖化した物なんだから大差ないでしょ?と思われるかも知れません。しかしながら実際は麹菌にも種類があるため、その出来上がりには違いがあります。

麹の作る酵素の違いによって、発酵の結果出来上がってくる甘酒の「糖度」「アミノ酸」「チロシナーゼ」などに違いがでます。

下記の「麹」の販売サイトを見て頂くと分かるのですが、例えば「あめこうじ(CK33菌)」で甘酒を作った場合には「チロシナーゼ」が少なくなり色の白くて「糖度」が高く甘くて「アミノ酸」が少ないスッキリとした味わいの甘酒が出来上がると言う結果が出ています。

実際、麹で味が変わるので日本酒を作る蔵元は独自の麹菌を開発していたりもします。そのため、美味しい甘酒を選ぶ際には「良い麹」を作っていると思われる酒造メーカーが作っている甘酒を選ぶと美味しい甘酒に巡り合う可能性が高くなります。有名なお酒を造っている酒蔵の甘酒を買って試してみるのも酒飲みの楽しみかも知れません。

Point1 麹で選ぶ
  • 麹で甘酒の味が変わる
  • 美味しい日本酒を作っている酒蔵=甘酒も美味しい可能性が高い

また、甘酒を料理で砂糖替わりに使いたいなら糖度の高い甘酒がお勧めです。逆に朝食の代わりに飲みたいなら、甘すぎるのは止めた方が良いでしょう。運動後のアミノ酸補給に使いたいならアミノ酸が多い旨味の強い甘酒が良いでしょう。このように用途によって選ぶのも重要です。ただ、何処か試験場が数値で比較検証している訳では無いので、実際に飲んで判断するか、成分表示で推測するしか無い所が辛い所です。

Point2 用途で選ぶ
  • 料理の砂糖替わり=糖度の高い「甘い甘酒」
  • 朝食の代わり=糖度低めでアミノ酸の少ない「スッキリとした甘酒」
  • 運動後=アミノ酸の多い「旨味のある甘酒」

また、「分量」と「パッケージ」も重要になってきます。

例えば、1回「飲み切り」できる分量なのか?保存し易いパッケージなのか?注ぐときに注ぎ口付近がベトベトにならないか?捨てる時に捨てやすいか?環境を考慮したパッケージなのか?あと美味しそうに見えるパッケージか?と言う点も意外と重要です。

Point3 売られ方で選ぶ
  • 分量=自分の用途に適量か?
  • パッケージ=扱いやすいパッケージか?

防腐剤が含まれていたり、酒粕に砂糖を加えて作られた甘酒の場合もあります。酒粕に砂糖を加えて作る甘酒の場合はアルコールが含まれている場合もあり注意が必要です。また甘みも麹が醸した自然の甘みでは無く砂糖の甘みとなります。商品の原材料を確認する事をお勧めします。

Point4 添加物は含まれていないか?
  • 防腐剤が添加されていないか?
  • 砂糖が添加されていないか?

1位 ぶんご銘醸 酒蔵のあまざけ:品質とコスパ最強

原材料名

米(国産)・米麹(国産米)

栄養成分表示(100gあたり)

エネルギー105kcal たんぱく質1.8g 脂質0.3g 糖質23.6g 食物繊維0.3g ナトリウム0mg ショ糖0mg

ぶんご銘醸」は大分県の酒蔵で「ぶんご太郎」「香吟のささやき」などの焼酎で有名です。添加物を一切使用しない昔ながらの麹の甘酒を作っています。品質の割にお値段抑え目なのでコスパが良く、普段飲みでちょっと良い物をとお考えであればぶんご銘醸の「酒蔵の甘酒」が最もお勧めです。

※TV放送などで価格高騰する場合もあります。1本600円前後(送料除く)なら適正価格です。

2位 遠藤酒造 造り酒屋の甘酒:とにかく旨いと評判!

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遠藤酒造場
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原材料名

米(国産)、米麹(国産米)※精米歩合70%

栄養成分表示(100gあたり)

熱量109kcal タンパク質1.8g 脂質0.2g 炭水化物25.1g 食塩相当量0.0g

「遠藤酒造場」は「朝しぼり」「どむろく」「直虎」「彗」等の日本酒を手掛ける長野県の酒蔵です。「作り酒屋の甘酒」は2018年には楽天市場でベストお取り寄せ大賞ドリンク・お酒部門にて金賞を受賞していて、とにかく口コミで美味しいと評判の甘酒です。

3位 八海山 麹だけでつくったあまさけ:一度は飲んでみたい!

原材料名

米麹(国産米)

栄養成分表示(100gあたり)

熱量108kcal タンパク質1.2g 脂質0.2g 炭水化物25.5g(糖質25.2g 食物繊維0.3g) 食塩相当量0.0g

八海山 さわやかな酸味の紫あまさけ(麹だけ甘酒)【要冷蔵】810g ×3本
御影新生堂

紫米を使用した「紫あまさけ」の方は「甘さ」と「カロリー」控えめで「食物繊維」が多目になっています。

原材料名

米麹(国産米)、紫米加工品(国内製造)

栄養成分表示(100gあたり)

熱量97kcal タンパク質1.2g 脂質0.3g 炭水化物22.7g(糖質22.1g 食物繊維0.6g) 食塩相当量3mg

日本酒で有名なブランド「八海山」の甘酒です。「精米歩合60%の米」と「八海山水系の極軟水」を使い雑味の少ない甘酒と評判です。購入者の評価を読んでも「美味しい」という評価が多くて信頼度の高い商品で、一度は飲んでみたい甘酒です。

ちなみに、八海山の甘酒シリーズは上記商品以外にも種類があります。色々試しに飲んで比べてみたいなら下記の「八海山ギフトBOX」で購入するのが少量づつ色々飲めてお勧めです。

八海山 ギフトBOX:贈り物に最適

甘酒 ノンアルコール ギフトBOX入り 紫あまさけ115g3本 あまさけ118g3本 すっきりあまさけ118g3本 乳酸発酵の麹あまさけGABA118g3本 要冷蔵
八海山

八海山の甘酒を詰め合わせにしたギフトBOXの販売もあります。プレゼントととして甘酒を贈るのであれば「八海山」のブランドネームには惹かれます。

購入者の評価を読んでも「美味しい」という評価が多くて信頼度の高い商品です。昔ながらの商品なので年齢を問わずに喜ばれる商品かと思います。なにより「体をいつまでも大切にして下さい」という隠れたメッセージ性が感じられる所がプレゼントとして優れている点かと思います。父の日・母の日などの贈り物にも最適です。プレゼント用の甘酒であればこの甘酒が最もお勧めです。

ふみこ農園 紀州フルーツ甘酒:女性への贈り物に最適

ついでに、女性向けの贈り物でしたら「ふみこ農園」紀州フルーツ甘酒6本セットが見た目も華やかでお勧めです。ただ原材料には「砂糖」「クエン酸」「果糖ぶどう糖液糖」などなどが入っているので純粋な甘酒が欲しい方には向きません。その点ご注意下さい。

4位 国菊あまざけ:ド定番

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篠崎
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日本酒「比良松」で有名な福岡の老舗蔵元「篠崎」が作っている甘酒です。インターネットで甘酒のお勧め品を検索すると必ずランキングに入っている安定の人気商品です。ド定番!

原材料名

米麹・米

栄養成分表示(100gあたり)

熱量112kcal タンパク質1.7g 脂質0.5g 炭水化物25.2g ナトリウム1.8mg ブドウ糖18.2g 食物繊維0.2g ビタミンB2 0.03mg

国菊 発芽玄米甘酒:ちょっと変わった甘酒

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篠崎
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国菊はプチプチした食感を楽しめる「発芽玄米甘酒」やアントシアニンを含む「黒米あまざけ」などちょっと変わった甘酒も製造しています。

5位 マルコメ プラス糀 米糀からつくった甘酒:普段飲み用ならコレ

原材料名

米、米こうじ、食塩

栄養成分表示(100mlあたり)

72.8kcal タンパク質1.2g 脂質0.08g 炭水化物16.8g 食塩相当量0.2g
※メーカーサイト125mlあたりの表記を比較のため100mlあたりに修正してあります

マルコメは「マルコメ味噌」で有名な長野県にある食品会社です。

1本あたりの値段を考えると通常の清涼飲料水程度の値段で購入することができます。それなのに、原材料の記載は「米、米こうじ、食塩」のみで砂糖など余分な物が加えられていません。メーカーのマルコメは味噌や醤油で有名なメーカーで信頼度も高く、容器も紙製なのでエコですのでゴミとして捨てるのも楽ちんです。

米麹から作っているのでアルコールも0で子供や運転前でも安心して飲めます。瓶に詰められた甘酒だと1本あたりの容量が多いので開封してから飲み干すまで一週間程度で飲まなきゃと思うと結構大変ですが、こちらの商品は1本125mlと飲みやすい容量です。

価格・飲みやすさ・材料など総合的に考えて一般に売られている甘酒で最もお勧めなだと推奨させて頂きます。普段飲み用であれば最もお勧めします。

6位御殿桜 酒屋が造った無添加甘酒:パウチタイプで飲みやすい

原材料
  • あまざけ:米(国産)、米こうじ(国産米)
  • 黒米あまざけ:米(国産)、米こうじ(国産米)、黒米(国産)
栄養成分表示(100mlあたり)
  • あまざけ:96kcal タンパク質1.2g 脂質0.1g 炭水化物22.5g 食塩相当量0.00g
  • 黒米あまざけ:99kcal タンパク質1.4g 脂質0.1g 炭水化物23.2g 食塩相当量0.00g

徳島で清酒「御殿桜」を作っている「有限会社斎藤酒造場」が手掛ける甘酒です。容器がパウチタイプで扱いやすく、コンパクトになり、廃棄もし易い商品です。口コミでは「飲みやすい」と評価が高く、値段も押さえられていて隙の無い商品です。

7位 伊豆フェルメンテ 純あま酒:濃縮タイプならコレ

原材料名

米糀・米・食塩

栄養成分表示(100gあたり)

169kcal タンパク質2.9g 脂質0.2g 炭水化物39.0g 糖質28.6g 食塩相当量0.33g

購入者の評価・口コミが圧倒的に高かった商品です。砂糖も不使用ですし濃縮2倍タイプで1袋400gなので薄めて飲むことを考えるとコストパフォーマンス的にも優れています。

濃縮タイプで特別気になる甘酒です。伊豆フェルメンテは馴染みのない会社名です。調べてみた所、味噌の醸造所で、昭和37から「甘酒の素」を販売している老舗でした。信用できるメーカーかと思います。濃縮タイプとしておすすめです。

8位 森永製菓 スパークリング米麹甘酒ラムネ味:甘酒の匂いが苦手な人向け

原材料

砂糖、米麹、ぶどう糖、食塩/炭酸、香料、酸味料

栄養成分表示(100mlあたり)

61kcal タンパク質0.22g 脂質0g 炭水化物15.1g 糖質(1缶あたり5~20g推定値) 食塩相当量0.033g

森永製菓が手掛ける変わり種の甘酒です。「炭酸飲料」に分類され「砂糖」が添加されていて一番最初に表記されているので純粋な「甘酒」がどれくらい入っているのか微妙ですが、ラムネ味の甘酒と言った非常に異色な組み合わせが楽しめます。

意外と口コミで「美味しい」と評価も高く「甘酒」が苦手な人でも飲める甘酒ならコレがお勧めです。変なエナジードリンクを飲むより健康に良いかも知れません。

9位 菊正宗 大吟醸 あま酒:酒粕ベース+麹ベース

原材料

砂糖、米麹、酒粕、食塩、酸味料

大手菊正宗酒造が手掛ける酒粕ベースの甘酒です。麹由来の機能性と酒粕由来の機能性を併せ持つ、いいとこ取りの甘酒で「大吟醸酒」の酒粕を使用しており美味しい!飲みやすいと評判の高い甘酒です。

口コミを見ると甘さ控えめで飲みやすいとの評判が多いです。ただ、原材料名を見ると「砂糖」が一番多く使われています。酒粕ベースの甘酒だと砂糖を入れないと甘くないので仕方が無いのかも知れませんが、自然の甘さでは無いのでその点は購入前にご注意下さい。

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