LG21をヨーグルトメーカーで作れない理由

ヨーグルトメーカー

LG21をヨーグルトメーカーで作ることはできるのか?乳酸菌なんだし、普通に作れるでしょ?と思ったのですがLG21乳酸菌については少々事情が異なることが分かりました。よく知らないで作るとLG21とは全く別の乳酸菌が繁殖したヨーグルトが出来上がっている可能性があります。LG21ヨーグルト自作の前にご覧ください。

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LG21をヨーグルトメーカーで作れない理由の音声ファイル

20170806-lg21

LG21をヨーグルトメーカーを使って家庭で作ることは難しいです。なぜならLG21は編性嫌気性菌(へんせいけんきせいきん)であって遊離酸素のない状況でのみ生育できる微生物だからです。

ところが実際にヨーグルティア等のヨーグルトメーカーを使って牛乳にLG21を加えて発酵させてみますと、ヨーグルトが完成します。これはLG21以外の乳酸菌が増えてヨーグルトの形になっただけの可能性が高いです。可能性が高いと記述したのは、研究施設などでよくある顕微鏡とかで調べれば分かるかもしれませんが、結局家庭では確認する方法が無いからです。

でもって、作れるかどうか分かりませんが、LG21ヨーグルトを家庭で作る方法を考えてみます。編性嫌気性菌(へんせいけんきせいきん)だっていうのなら、牛乳をまず加熱して酸素の少ない状態にしてから、牛乳にLG21を投入して、かき混ぜるときに酸素が入ってしまうので極力かき混ぜないようにして、牛乳の表面いラップなどして酸素を防いで発酵させます。この製造方法でどうでしょうか?

でも、実際に作ってみた所で完成品が本当にLG21乳酸菌が増えているかどうか、一般家庭では確認でき無いんですよね。そんなあやふやなLG21に頼っていて「リスクと戦えますか?」という結論に至る訳であります。

ということで、自分はLG21をヨーグルティアで作るのは諦めました。

と、ここまで記述して思ったのはLG21の市販品を購入してきて蓋を開けたら、できるだけLG21を酸素に触れさせないように食べた方が良いのでは?と思いました。まぁ、少しくらい酸素に触れてもLG21乳酸菌は即死せず、生きてはいるのだと思いますが。あと酸素に触れるのは表面だけだからいいのか。

しかも、LG21の容器は酸素を通し難い容器に入っています。家庭で作った所で食べきるまでの保管も難しそうですね。

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