美味しい酒粕の選び方

酒粕

酒粕苦手だなぁ、なかなか水に溶けないし使いにくいし香りが苦手だよ、と思っていました。だから酒粕に砂糖を加えて甘酒を作れると知った時も興味を持ちませんでした。しかし、酒粕にも種類があって美味しい酒粕もあったのです!目からうろこで、自分の酒粕への概念が打ち壊されました。今まで酒粕を毛嫌いしており損していました。そんな美味しい酒粕の選び方について書いておきたいと思います。

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美味しい酒粕の選び方の音声ファイル

美味しい酒粕の選び方とは?

結論から言いますと「純米大吟醸の酒粕」がおすすめ。ということです。なぜなら、美味しい日本酒の酒粕は美味しいという当然の結論に至るからです。

美味しい「日本酒」の「酒粕」は美味しい。

では、美味しい日本酒とは?と考えていくと日本酒にも作り方によって呼び方が決まっていて分類出来る訳です。その最上位とも言えるのが「純米大吟醸」です。だから「純米大吟醸」の酒粕は大体美味しいと言える訳です。

もちろん好みの問題もありますので一概には「純米大吟醸」が一番美味しいとは言えませんが「純米大吟醸の酒粕であれば「雑味が少ない酒粕」であり「おいしい酒粕にあたる確率」が高くなります。

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つぎに美味しい日本酒とはどのような物なのか?知るために日本酒について調べてみます。

日本酒の作り方から学ぶ「酒粕」の選び方

日本酒を分類するとまず「純米」かどうかで分けられます。「お米」と「米麹(こめこうじ)」だけで作る日本酒が「純米」の名前が付くわけです。では「純米」でない日本酒は他に何を加えているの?という疑問が浮かぶわけですが「醸造アルコール」を加えています。

「純米酒」を名乗れるのは 「お米」と「米麹(こめこうじ)」 だけで作った日本酒。

醸造アルコールとは、簡単に言いますとサトウキビなどを原料にして作ったアルコール分です。醸造アルコールを加えた日本酒だからと言って「純米酒」に劣るかと言えば一概にはそうは言えません。しかし、酒粕だけを考えた時に何も添加されていない純粋に「お米」「米麹」だけで作られた酒粕の方が純粋なお米の甘みが残るのでは無いかと思う訳です。

また醸造アルコールを添加することで酒粕に残っていた香りがアルコール分に溶けて日本酒の香りが良くなるという話もあります。だとすると酒粕視点で考えると、酒粕に残るべきものが醸造アルコールに溶け出てしまっているという訳です。だから美味しい酒粕を選ぶという視点からは「純米酒」を選択した方がお勧めという結論になります。

「醸造アルコール」を添加した日本酒の「酒粕」は選ばない。

次に、お米の精米歩合(せいまいぶあい)(お米をどれくらい削るか?)がどれくらいかです。日本酒ではお米の中心部以外は「雑味」となります。そのため高級な日本酒に使われるお米は中心部以外を削られます。どれだけ純粋なお米を使うか?によって味が変わってくるという訳です。当然、酒粕の美味しさを考えるとお米を多く削って「雑味」が少ない方が美味しくなる可能性が高くなります。

お米を削る量が多いと「雑味」が減る。お米の中心部分は雑味が少ない。

精米歩合(せいまいぶあい)の高い順番で純米酒の呼び名を並び替えると「純米大吟醸酒」>「純米吟醸酒」>「特別純米酒」>「純米酒」となります。しかも「純米吟醸酒」と「純米大吟醸酒」は低温でじっくりと発酵させるので酒粕が美味しくなる可能性がより高くなるという訳です。

これらが「純米大吟醸の酒粕」を選ぶと美味しい場合が多い。と言う理由です。

「純米大吟醸酒」>「純米吟醸酒」>「特別純米酒」>「純米酒」

おすすめの酒粕はどれか?

上記のような視点で、ネット通販で購入できる酒粕を実際に選んでいました。ご参考になれば幸いです。味には好みもありますしランキング順位には値段等も考慮しています。あくまで参考程度でお考え下さい。また、季節によっては美味しい酒粕が手に入りにくいのと、なかなか売っていない場合もあります。

酒粕は季節によってはお目当ての酒粕が売っていない時期もあります。特に少量しか製造されていない日本酒の酒粕は入手困難になります。新酒販売が始まる12月頃から新酒製造時に作られた新しい酒粕が市場に出回り始めます。

お勧め1 楯野川酒造 純米大吟醸酒粕:大量高品質コスパ高

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縦の川酒造の純米大吟醸酒粕が業務用として10kg単位で破格の値段で販売されています。冷凍すれば1年程度は保存可能です。10kgは大量なので友人などとシェアするのも良いかと思います。また、お値打ち度は目減りしますが400g単位や1kg単位での販売商品もあります。

楯の川酒造は1832年(天保3年)創業の山形県にある老舗です。平成22年より醸造アルコールの添加している酒を全て廃盤にして、全量純米大吟醸の蔵元となっています。特に純米大吟醸の日本酒「清流」などがネットショップでも販売されていて圧倒的な高評価を得ています。

お勧め2 雁木(がんぎ) 純米大吟醸 酒粕:とにかく旨い

雁木(がんぎ)」は山口県の「八百新酒造株式会社」が2000年にスタートした新しい銘柄のお酒です。「純米吟醸酒」の酒粕ですが、お手頃なお値段で買えるのでお勧めです。

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ちょっとお値段が安くなる「純米吟醸酒」の酒粕もあります。

お勧め3 臥龍梅(がりゅうばい) 純米吟醸 酒粕:長期低温発酵で旨い

臥龍梅(がりゅうばい)」は静岡市清水市にある三和酒造株式会社が手掛ける日本酒です。清流興津川の良水を使って仕込み、600kgという小単位を「長期低温発酵」で作られています。

お勧め4 中島醸造 小左衛門 純米吟醸酒粕

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中島醸造は1702年(元禄15年)創業の岐阜県瑞浪市にある老舗です。従来ではビニール袋に詰めて近所の方々に少量販売していただけだった酒粕をネット販売するようになったそうです。中島醸造の公式サイトに酒粕レシピが掲載されていてどれも美味しそうなので真似したくなります。

口コミを読むと「フルーティーな香りがする」「酒の風味が強くてまろやか」「爽やか」などの感想がよせられています。

中島醸造は日本酒だけではなく「ゆず酒」「かぼす酒」等も造られている蔵元なので、フルーティーな香りのする爽やかな酒粕が出来上がるのかもしれません。「ゆず酒」「かぼす酒」等は一度は飲んでみたいお酒です。酒粕で作った料理と合わせて飲むのも粋な楽しみ方かも知れません。

お勧め5 八海山(はっかいさん)の酒粕 八海山醸造:超有名ブランド

超有名な日本酒「八海山」の酒粕です。そもそも八海山とは新潟県南魚沼市にある岩峰群です。霊峰として知られており、山岳信仰の対象となる「八海山」の名を冠する銘酒であり地酒ブームを作ったブランドだと言われています。一度は食べてみたい酒粕の1つです。話の種にも良いかも知れません。

お勧め6 日本盛 酒粕:標準的酒粕

兵庫県西宮市用海町にある酒造会社「日本盛株式会社」が販売するブランド「日本盛」の酒粕。日本酒製造大手なので有名で安心できる品質と価格です。酒粕の標準的な美味しさを知りたければ「日本盛」のような、大手有名酒蔵の酒粕がお勧めです。他の酒粕と比べる際の基準にもなります。ちなみに「大吟醸酒」を絞ったあとの酒粕で「純米酒」ではありません。

お勧め7 地酒の酒粕:出先で買うのも一興

地域ごとにある地酒の酒粕などもどんな味がするのか試してみたら面白いかもしれませんね。当たりはずれはあるかも知れませんが、それも楽しみの1つでは無いでしょうか?

純米大吟醸の美味しい酒粕を知ってから地元の酒粕にチャレンジしてみるのも良いかも知れません。ネット販売していない地元の酒蔵など訪れるてみるのも楽しそうな試みです。

下記画像は奈良の千本桜を見に行った際に売っていた「やたがらす」の酒粕です。観光のお土産に酒粕を買って帰るのもお勧めです。ネット販売で扱いが無いか探してみたのですが見つかりませんでした。旅先で出会った地酒の酒粕を買って帰ると言うのも中々「おつ」ではないでしょうか?

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お勧め8 京都の地酒 城陽の酒粕:ネットで買う地酒酒粕

ネットで買える地酒の酒粕もピックアップしておきます。京都城陽市にある酒蔵「城陽酒造 株式会社」の純米大吟醸酒粕が地酒の酒粕として人気です。城陽酒造で使われる「米」は全量「酒造好適米」と言われるお酒造り専用の「米」を使っています。 [山田錦(兵庫県、契約栽培)・祝(京都府)・五百万石(京都府)] 酒粕の美味しさも期待できます。純米1トン未満の小仕込みで醸造しているため酒粕もそれほど出回らないと推測されます。買えるチャンスがあれば試してみる価値は十分ある美味しい酒粕です。

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