米麹から作る甘酒は麹菌が作り出した酵素によって様々な栄養が豊富です。ビタミンB群・パントテン酸・イノシトール・ビオチン・食物繊維・グルタミン等々。今回は、その栄養豊富さ故に「飲む点滴」とまで言われる「甘酒」を料理に使うことで栄養補給をすることは当たり前!
甘酒を料理の隠し味に使うと何が良いか?
甘酒に「隠し味」として活躍してもらおうという試みです!様々なレシピを試してみます。ちなみに、ほのかな甘みが隠し味になるのと、甘酒に含まれているペプチドによって、コクが出ると評判です。塩麹を使った料理も評判が良いので、甘酒を使えば甘みを加えたいときに重宝するはず!?
甘酒を隠し味に使うレシピ
塩味なら塩麹、甘味なら甘酒。と「麹」は塩と砂糖の代わりにあらゆる分野の料理に使えるはずなので、下記に挙げた料理以外でも何にでも使えそうです。
甘酒味噌汁
味噌汁に甘酒をお好みで加えるだけです。コクと甘味がでます。
甘酒肉じゃが
肉じゃがを作る際に砂糖の代わりに甘酒を使います。コクと甘味がでます。甘酒は砂糖とは違い多糖類に分類されて太りにくいとのことです。安心して料理に使えます。
甘酒筑前煮
筑前煮を作る際に砂糖の代わりに甘酒を使います。コクと甘みがでます。
甘酒ヨーグルト
よく、プレーンヨーグルトを買うと一緒にブドウ糖が付いてきます。そのブドウ糖の代わりに甘酒を使うだけです。ほのかな甘味です。
甘酒田楽味噌
田楽味噌を作る時の砂糖代わりに甘酒を使います。発酵食品の味噌も米麹を作って作るものなので味噌と甘酒は相性が良い様です。
カレーの隠し味に甘酒
カレーの隠し味にリンゴ・チョコレート・ハチミツなどを使うことは良く知られています。そのことを踏まえて考えると甘酒を隠し味に使うのも頷けます。コクが出てまろやかになります。甘酒の中にある米粒もカレーと合わさると違和感無さそうです。甘酒が隠し味のカレーってなんとなく和風ですよね!?
シチューの隠し味に甘酒
カレーの隠し味に使えるなら、たぶんシチューにも使えるはず!ですよね。でも、わざわざ使うほどでも無いような気もしないでもない。
甘酒蒸しパン
蒸しパンを作る際に砂糖代わりに甘酒を使います。優しい味になります。お米派にもパン派にも受け入れられる??
甘酒アイス
甘酒アイスは甘い甘酒を作れるかどうかが鍵です。裏ごしした甘酒を使うのもポイントです。甘酒だけでなくカルピスも加えて作ってやると爽やかな甘酒アイスになりお勧めです。甘味が足りない場合は、ハチミツやデーツなどで甘みを追加してやると上品なアイスになります。添加物の無い高級アイスは格別に美味しいです。
甘酒プリン
甘酒プリンは意外と美味しいと評判良いです。甘酒アイスも美味しかったですし。これも裏ごしした甘酒を使った方が良いですね。
甘酒寒天
寒天は主に「テングサ」と「オゴノリ」という海藻が原料。そのため水溶性食物繊維が豊富。「糖の吸収を穏やかにする効果」と「デトックス効果」があると言われています。また、寒天に含まれる「アガロペクチン」には美肌効果・紫外線からコラーゲンの破損を防ぐ・コレステロールの低下・抗がん作用などがあると言われています。
糖の吸収を穏やかにする「寒天」と「甘酒」の組み合わせは相性が良さそうです。
使う寒天は、粉寒天が溶かしやすく、使いやすくて便利です。ただ、アガロペクチンを多く取りたい場合は「糸寒天」「角寒天」等の方がおすすめ。粉寒天は製造時に圧力で脱水するため、アガロペクチンが流出するそうです。
コーヒー甘酒
カフェオレのような感じの仕上がりを予想していたのですが、実際は!?試してのお楽しみということで。コーヒーにお米が浮いている絵はちょっと不思議です。
料理用甘酒のおすすめな保管方法
甘酒を冷凍キューブにして保存しておくと数か月保存できます。アイストレーの選び方のポイントは「蓋付き」の物が他の物の臭いが付かずに衛生面でもお勧めです。また、「重ねられる物」が冷蔵庫内で場所を取らずに便利です。少しひねると「簡単に冷凍甘酒キューブが取り出せる」点も重要です。あとは「大きさ」が料理に使うのにちょうど良く、大きすぎず小さすぎずのバランスが良い点も押さえておきたい所です。ちなみに、百円均一のはショボくてスグに壊れてしまうので避けた方が無難です。安物買いの銭失いになる可能性が高いです。
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