ヨーグルトメーカーでの豆乳ヨーグルト(TGG)の作り方

ヨーグルトメーカー

ヨーグルトメーカーで豆乳ヨーグルトを作る際の基本知識をまとめました。日本人の多くは乳糖を消化する消化酵素が足りないと言われています。そのため消化不良でお腹が緩くなったり、大量にヨーグルトを食べるとオナラばかり出るなどの症状がみられることがあります。そんな方には豆乳ヨーグルトがお勧めです。

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ヨーグルトメーカーでの豆乳ヨーグルト(TGG)の作り方の音声ファイル

ヨーグルトメーカーを使えば、簡単に豆乳を使ったヨーグルトを作ることができます。市販品でも「豆乳グルト」や「豆乳で作ったヨーグルト」という商品がありますが、ヨーグルトメーカーを使って作った方がお得です。なおかつ、種にするヨーグルトを自分で選べるので、より自分にあった豆乳ヨーグルトを作成することができお勧めです。

豆乳ヨーグルトは何が良いの?

豆乳ヨーグルトは一言でいうと「豆乳を植物性乳酸菌で発酵させた物」です。植物性由来なのでコレステロール0%。乳成分や砂糖も0%。カロリーも通常のヨーグルトより少ないといった特調があります。

また、豆乳を使うので女性ホルモンに似た働きをすると言われている「大豆イソフラボン」も豊富だし、老化・がん化予防・肝機能障害の改善に効果があると言われている「大豆サポニン」も豊富です。

また、牛乳から作るヨーグルトでお腹が緩くなる人には特に「豆乳ヨーグルト」がお勧めです。牛乳でお腹が緩くなるのは乳糖を消化する消化酵素「ラクターゼ」が足りないためです。日本人は乳製品を食べる歴史が浅いので、生まれつき消化酵素「ラクターゼ」を作り出し難い人が多いと言われています。日本人には豆乳ヨーグルトの方が合っている所以です。

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豆乳ヨーグルトの作り方

1.消毒した容器に「豆乳」と「ヨーグルト」を入れてかき混ぜる。ヨーグルトは自分の好きなヨーグルトを選べばOKですが、市販品の豆乳ヨーグルトを種にするのがお勧めです。

※追記:好きなヨーグルトでOKと書きましたが、乳糖の少ない豆乳で作るヨーグルトは繁殖力の強い乳酸菌(植物性乳酸菌など)がお勧めです。

2.ヨーグルトメーカーの温度を40℃に設定して7時間程度保温すれば完成です。

「玄米」に付着している乳酸菌を種として使う方法

市販のヨーグルトを乳酸菌の種として使う方法以外にも、「玄米」に付着している乳酸菌を種として使う方法もあります。その場合「洗わない無農薬玄米」を使います。「豆乳グルグルヨーグルトで腸美人!」という本で紹介されています。

Amazonの書評で失敗して1回も成功しなかったとのコメントがありますが、おそらく温度管理と雑菌管理に失敗して腐敗菌が繁殖したのだと思われます。ヨーグルティア等の発酵家電を使い、煮沸消毒した容器で乳酸発酵の適温40度を保てば成功率が上がるはずです。

また、玄米を使った発酵の場合、「乳酸菌発酵」ではなくて玄米に付着した天然酵母による「酵母発酵」なのではないか?とう指摘もあります。天然酵母の発酵温度が27度程度で乳酸菌の発酵温度が40度程度なので温度管理に失敗しなければ乳酸発酵に成功するはずです。この点も発酵家電を使えば温度管理の失敗が減るはずです。もちろん、生きた菌を使った発酵なので失敗もあるかとは思います。ご参考までに。

何にせよ、玄米に付着した乳酸菌を使うという方法も面白そうなので試してみる価値はあるのでは無いかと思う次第です。まぁ腐敗菌が繁殖してしまったらご愛敬ということで「許せる方」のみチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

豆乳ヨーグルト関連商品

玄米と豆乳を使ったヨーグルトの作り方について書かれた書籍。

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