酒粕を使った料理が美味しい理由

酒粕

「酒粕」を料理に使うと味に深みが増します。なぜ味に深みが増すのか?料理上手になりたい方必見の「酒粕の謎」をブログにまとめておきます。

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酒粕を料理に使うと料理が美味しくなる理由

酒粕は日本酒の「絞りかす」です。「かす」と言うと聞こえが悪いですが、実際は「お米」を「米麹」と「酵母」によって発酵させ水分を取り除いた物です。

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別記事「酒粕の「効果」「効能」「栄養」と「酒粕原料の甘酒」について」にて酒粕に含まれている主な栄養素について書きましたが、発酵によりアミノ酸もたくさん含まれています。

アミノ酸と言えば「グルタミン酸」や「グアニル酸」などの「うま味成分」があります。料理に酒粕を加えてやると料理に深みがでる理由です。

「鍋料理」「味噌汁」「スープ」「肉料理」等に使うと料理が美味しくなります。意外ですが、「スイーツ」「甘未」などにも「酒粕」を水でといだ物を少量加えてやると深みがでます。酒粕を使った料理は奥が深いです。

酒粕で料理の味に深みがでる理由

酒粕には旨味を感じるアミノ酸が多く含まれているため料理に使うと味に深みがでる。

酒粕の成分表で分かること

 酒かすうるち米玄米純米吟醸酒
エネルギー227kcal168kcal165kcal103kcal
たんぱく質14.9g2.5g2.8g0.4g
アミノ酸組成によるタンパク質142.g2.0g2.4g
水溶性食物繊維0g0g0.2g
不溶性食物繊維5.2g0.3g1.2g0g
亜鉛2.3mg0.6mg0.8mg0.1mg
ビタミンB10.03mg0.02mg0.16mg0mg
ビタミンB20.26mg0.01mg0.02mg0mg
アルコール8.2g12.0g
葉酸170µg3µg10µg0µg

※日本食品標準成分表2015年版(七訂)の「穀物」「調味料及び香辛料類」よりエクセルデータを参照してとりまとめした「酒粕」「うるち米」「玄米」「純米吟醸酒」の栄養素比較表です。

※成分表を見ますと、100gあたりアルコールが8.2g含まれています。アルコール度数8.2%ですね。

※酒粕はうるち米や玄米と比べて「アミノ酸組成によるタンパク質」が圧倒的に多いです。

美味しい酒粕の選び方
美味しい酒粕の「選び方」と「お勧め品」をまとめています。選ぶ基準と実際にいくつか購入候補を挙げてブログにまとめました。これから酒粕を購入検討される方の参考になれば幸いです。

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