梅肉エキスの保存容器はどれがおすすめか?

青梅をすりおろして、煮詰めて、梅肉エキスを自作するのは良いのですが、保存容器は何にしようか?という問題にぶち当たりました。青梅は酸性が強い食品です。しかも梅肉エキスは煮詰め超強力そうです。酸性に強くて、密封性があって見栄えが良い保存容器を探しました。その結果をブログに残しておきます。ご参考までに。

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酸性に強い容器は何があるか?

まず、酸性に強い容器は何があるのか?調べてみました。一般的にガラス製の保存容器琺瑯(ホーロー、ホウロウ)製の保存容器陶器の容器が酸性に強いと言われています。プラスチックの容器だと酸にやられて溶け出す恐れがあります。短期間持ち運び等に使用するくらいなら良いのでしょうが、長期間の保存だと心配です。

ガラス製の保存容器お勧め

ガラス製の保存容器のお勧めをいくつか挙げてみます。ガラス製品の保存容器は中身が透けて見ることができるので冷蔵庫を確認した時に一目で何が入っているか分かり便利です。また、見た目も美しく機能美に溢れています。当然、酸性にも強い素材です。臭い移りもし難いです。市販されている梅肉エキスの容器もガラス製品ばかりです。

問題点を挙げるとすると、落としたりすると割れるということです。出来るだけ傷つけないように使用することがガラス製品を長期間使用するポイントです。

iwaki(イワキ)耐熱ガラス密閉パック

結論から言いますと、私は梅肉エキスの保存容器にiwaki(イワキ)の耐熱ガラス密閉パックの400mlを使用することにしました。型式は「K7014MP-R」です。

理由としましては、耐熱ガラス製品であり、見た目も美しいこと。また、密封可能であり長期保存に適しているためです。高さ9cmで径が10cmというサイズも冷蔵庫にて保存する際に丁度良い大きさです。

容量に関しては、iwakiのこのタイプの商品ですと他に550mlサイズ、1Lサイズ、200mlサイズ、1.45Lサイズ等多種販売しているのですが、梅肉エキス50g作るのに青梅が1kg必要なので、青梅8kg分の梅肉エキスが保存できる400mlにしました。サイズについては自分が作る量により選べば良いかと思います。

400mlだと多すぎる方は200mlがお勧めです。ただ、値段的に400mlと200mlとでほとんど変わりません。直径も同じ10cmです。高さが6.3cmか9cmかの違いだけです。つまり大は小を兼ねるという事です。

ちなみに、口コミなどを調べると、550mlの容器が「カスピ海ヨーグルト」を作るのに便利良いとのことです。他には、「レモン酢」「玉ねぎ酢」を作るのに使用されている方がいました。1Lの容器だと「フルーツサワー」を作るのに便利良いとのことです。自分は味噌の保存容器にも使用しています。ピクルスや漬物を作るのに使用される方もいるようで汎用性が高く色々使える容器です。

密閉できるので雑菌が入らないため、「甘酒」の保存容器にもお勧めです。

余談ですが、酸性の強い梅を扱うのに「木製のスプーン」があると便利です。自分もついでに買いました。

長く使う物なので100均で買うよりも良い物をということでカワイの木のスプーンにしました。蜂蜜をすくうのに金属製のスプーンでは無くて木製のスプーンが良いとのことで、「マヌカハニー」用に購入されている方が多い商品です。口コミでも評価が高くてお勧めです。

iwaki(イワキ)耐熱ガラスパック

iwaki(イワキ)の耐熱ガラスパックです。自分は下記のシステムセットのグリーンを購入しました。実際使ってみた感想として、非常にオシャレです。これまでジップロックの容器などを使用していたのですが、ダサダサでした。冷蔵庫の中が一気にオシャレになりました。また、ホーロー製品と違い電子レンジで使用できます。

使い勝手も良いです。四角の容器なので冷蔵庫に保存した際に無駄な隙間が出来ずにスペースの有効活用ができます。積み重ねもできて、中身が一瞬で把握できる点もお勧めです。梅肉エキスを保存するなら200mlか500mlがお勧めです。

問題点としましては、完全密閉できないということです。梅肉エキスのように長期保存する食品を取り扱う場合にはラップを併用する必要があります。また、誤って傾けたりすると液体も食品は漏れ出てしまうので注意が必要です。ただ、パッキンを洗う手間が不要であり、パッキンが駄目になったから買い替えが必要になるなどの問題はありません。その点は優位性がありお勧めです。

琺瑯製の保存容器お勧め

琺瑯(ホーロー、ホウロウ)製品の保存容器は酸性に強いと言われています。直火にかけることもできて便利です。ただ、金属製の容器に釉薬を塗って作られる琺瑯(ホーロー、ホウロウ)製品は長期間梅肉エキスなどの酸性の強い食品を保存しておくと釉薬が解け出る可能性もあり得ます。安物には注意が必要です。

ネットで検索していたら、梅酢を保存するのに琺瑯容器を使用してたら表面の光沢が無くなってしまった話がありました。おそらく琺瑯の釉薬(ゆうやく)が溶け出したのだと推測されます。

また、ホーローだと傷がついてしまった場合に金属が梅の酸性によって溶け出す可能性もあり、その点も問題があります。梅肉エキスの保存容器に使用する場合、これらホーロー製品の特性を理解した上で使う必要があります。

野田琺瑯(のだホウロウ)

琺瑯(ホーロー、ホウロウ)容器としては野田琺瑯が有名です。信頼性の高い日本製品なのでお勧めです。おそらく安物の琺瑯とは違い、釉薬が溶け出るような事も無いかと思います。

サイズとしては「深型S」が500ccで梅肉エキス用にお勧めです。もう少し小さいサイズだと「スクウェアのS」がお勧めです。

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陶器製品の保存容器お勧め

陶器製品については多種多様あるので割愛させて頂きます。梅干しの保存には良く目にしますが梅肉エキスの保存容器として使うには重量もあるのと密封もできないためあまり向いていないかと思い候補に挙げていません。あしからず。

その他の保存容器

市販の梅肉エキスを購入して使用して空になった容器を使う等の方法があります。梅肉エキス用に使われていた保存容器なので間違いない保存容器だと推測されます。しかし、梅肉エキスは高価な物ですね。青梅1kgから50gしか作れないのだから当然でしょうけど。

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